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2017世界ジュニア選手権大会

前回、6年ぶり2回目の女子団体優勝を果たした日本女子チーム。今大会を戦うメンバーは下記のとおりだ。

[日本女子チーム]
■渡邊隆司監督
加藤美優(日本ペイントホールディングス・WR17)
長﨑美柚(JOCエリートアカデミー・WR102)
木原美悠(JOCエリートアカデミー・WR105)
木村光歩(山陽女子高)

男子と同様、前回の優勝を経験しているのは加藤ひとりというフレッシュなメンバーだ。加藤は大会前のスウェーデンオープンでハン・イン(ドイツ)、ユ・モンユ(シンガポール)を下してベスト8に入り、準々決勝で朱雨玲(中国)とゲームオールの接戦を演じた。これまで団体戦では伊藤・平野らの陰に隠れがちだったが、アジアにもヨーロッパにも強く、鉄壁のバックハンドで格下への取りこぼしも少ない。長丁場だけに体力面にやや不安があるが、最後の世界ジュニアで完全燃焼してもらいたい。

JOCエリートアカデミーの先輩・後輩であるふたりの「ミユウ」、長﨑と木原はまだ中学生ながら、満を持しての世界ジュニアデビュー。左腕から回転量が多く、パワフルな両ハンドドライブを放つ長﨑と、バック表ソフトの強打に加えてフォアドライブの連打にも威力を増した木原。勝負度胸も満点のふたりだが、まずは団体戦の第2ステージ、そして準々決勝でしっかり勝ち星を挙げ、勢いに乗りたい。

そして高校3年にして、初の世界ジュニア代表に選ばれたのが木村だ。バック面に変化系の表ソフトを貼って相手を揺さぶり、フォアストレートに放つフォアドライブは切れ味十分。他の3選手が中学・高校での団体戦での経験が少ない中、名門・山陽女子高を引っ張ってきた団体戦での経験も貴重だ。
  • 加藤、最後の世界ジュニアで完全燃焼だ!

  • パワフル左腕・長崎がデビューする

  • 木原、大舞台でも強心臓ぶりを見せるか

  • 異質速攻の木村、このチャンスを生かしたい