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2017世界ジュニア選手権大会

●女子シングルス3回戦
孫穎莎(中国) 7、2、4、9 蘇珮綾(チャイニーズタイペイ)
長崎 5、−8、5、6、8 タカハシ(ブラジル)
銭天一(中国) 10、6、6、−10、5 金裕珍(韓国)
木村 5、9、7、−8、5 A.ディアス(プエルトリコ)
加藤 −7、−7、10、7、6、8 金智淏(韓国)
チャン・シュアン(スペイン) 8、4、10、7 シャドリナ(ロシア)
周穎詩(香港) 8、6、6、10 ディアコヌ(ルーマニア)
王曼昱(中国) 2、5、7、7 カマス(インド)

女子シングルス3回戦、日本から長崎、木村、加藤がベスト8進出!!

長崎はハイトスサービスから威力あるフォア強打を見せるタカハシに対し、サービス・レシーブの差を見せて4−1で勝利。木村はシードのA.ディアスに対し、よく切れた下回転系の巻き込みサービスが威力を発揮。競り合った場面でも臆せずフォア強打でたたみかけるプレーを見せ、中陣で粘るディアスを押し切った。

危なかったのは加藤。速いボールには強い加藤に対し、ゆるいボールで緩急をつける金智淏のプレーは、相当な「加藤対策」を感じさせた。3ゲーム目をジュースで取っていなかったら危ない試合だったが、加藤は回転量のあるバックドライブで金智淏に変化をつけさせず、逆にループドライブで緩急をつけながら、チャンスボールはすかさずスマッシュで叩いた。

加藤のブロックは、前回チャンピオンの石洵瑶(中国)が2回戦で左腕のチャン・シュアン(スペイン)に敗れている。チャンは3回戦でカットのシャドリナに快勝。フォアのループドライブからスマッシュで叩く強打型だが、緩急のゆさぶりにはあまり強くなさそうだ。加藤、チャンとの準々決勝を制し、目標とする優勝へまた一歩前進したい。
  • 加藤、気迫のプレーでベスト8進出

  • 堅い守りと緩急を見せた金智淏

  • 長崎、初出場でベスト8入りだ

  • タカハシ、ベスト16止まりだったが、確実に強くなっている

  • 持ち味を存分に発揮している木村

  • 期待の新星ディアスはベスト16