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2017世界ジュニア選手権大会

●女子シングルス準決勝
王曼昱(中国) -10、5、10、7、9 加藤

女子シングルス準決勝の第2試合、日本勢で唯一勝ち残っていた加藤美優は王曼昱に1−4で敗れ、2大会連続の銅メダル。

敗れたとはいえ、1ゲーム目に1−6のビハインドから逆転し、3ゲーム目も7−1と大きくリード。長身でバックサイドが非常に強い王曼昱だが、加藤は安易にコースを散らすのではなく、徹底的にバック対バックで勝負。ベンチに入った父・功二さんの「バックに詰めろ!」という指示が飛ぶ中、互いに緩急をつけながらバックサイドでの攻防が展開された。

惜しまれるのはその3ゲーム目。7−1、さらに10−7とゲームポイントを奪ったのだが、ここで王曼昱が強気のカウンターを連発し、10−12と逆転「シャーッ!」と吠えた。その後もスコアは競り合ったが、あと一本が遠かった。加藤、目標としていた優勝には届かなかったが、2大会連続の表彰台は誇れる成績だ。
  • 加藤、バック対バックで王曼昱に引けをとらなかった

  • 3ゲーム目に逆転されたのが惜しまれるが、堂々の3位

  • 試合後のベンチ。右はベンチに入った父の功二さん

  • 王曼昱、ローリスクなプレーにプレッシャーを感じさせた