速報・現地リポート

トップニュース速報・現地リポート

2017世界ジュニア選手権大会

●男子団体第2ステージ
〈日本 3−1 ドイツ〉
 宇田 10、−7、−5、−9 ヒップラー○
○木造 4、9、4 エンゲマン
○高見 7、−4、2、10 シュトゥンパー
○木造 −8、3、13、4 ヒップラー

日本男子、難敵・ドイツを3−1で下し、グループAを1位通過!

トップで宇田が同じ左腕のヒップラーに敗れ、重苦しいムードが漂ったこのドイツ戦。それを振り払ったのは、イタリア戦で苦戦を乗り越えた木造だった。長いリーチからパワードライブを放つエンゲマンに対し、サービス・レシーブで優位に立って快勝。4番でもヒップラーとの左腕対決を制し、チームの勝利を決めた。「トップで宇田が落として、勝たないといけないと思いすぎるとプレッシャーがかかってしまうので、自分が2点取って勝ってやるという気持ちで試合に臨みました。不安や緊張が重い感じで、イタリア戦もギリギリだったんですけど、気楽にやれればどんな相手にも勝てると思います」(木造)。

3番での高見の勝利も大きかった。対戦相手のシュトゥンパーは、ノーモーションから突然トスを上げる、リズムの取りにくい投げ上げサービスを駆使。何ともつかみどころのない選手だったが、高見は第4ゲーム1−6と大きくリードされたところから打球点の高いフォアドライブ連打で追いつき、逆転勝ちを収めた。

これで明日の準々決勝に駒を進めた日本。第1シードであるため、グループBを1位通過した中国とは決勝まで当たらない。決勝トーナメントのドローは後ほど行われる。
  • トップで宇田を下したヒップラー

  • 宇田はサービス・レシーブで先手が取れず、ラリーでなかなか優位に立てず

  • 3番髙見が貴重な勝利!

  • 木造はエースの貫禄を見せてくれた