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平成29年度全日本選手権速報

 今大会、ジュニア男子の沖縄県代表は、いずれも宮古高校の選手だ。これまでは沖縄本島の普天間高やコザ高が強さを見せてきたが、今は宮古高がメキメキと実力を伸ばしている。島内では小学生のクラブチームも含め、卓球が非常に盛んになっている。

 写真左は、キレのあるフォアドライブ連打を披露した伊沢拓郎選手。右は対カットでセンスの良さを見せた兼島竜平選手。ともに試合は競り合いながらストレートで敗れたものの、随所に好プレーを見せた。試合後、兼島選手に話を聞いた。

「自分の長所が出せなくて、悔しい思いをしたんですけど、またイチから頑張ってこの舞台に戻ってきて、今度は勝ち進めるように頑張りたいです。カットマンは沖縄県内には少なくて、慣れていないタイプでした。対策はしてきたんですけど、やっぱり厳しかった。
 卓球は小学5年生から始めて、祖父の家で練習していました。ぼくが卓球を始めた頃に祖父がラージボールで日本一になって、身近に日本一がいたので、ぼくも頑張ってみようと思って卓球を始めました。中学は平良中で、ぼくらが平良中卓球部の最初の代。それからチームもどんどん強くなっています。将来的には沖縄県の人たちから応援してもらえるような選手になって、頑張って日本一になりたいです」(兼島選手)