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平成29年度全日本選手権速報

●ジュニア男子2回戦
橋本(愛工大名電高) −5、10、6、4 村松(長野工業高)
篠塚(愛工大附中) 5、7、13 近藤(松商学園高)

昨年秋にドイツのLMC(リープヘル・マスターカレッジ)で1カ月武者修行し、腕を磨いた愛工大名電高の橋本一輝。ジュニア男子2回戦に登場し、1ゲームを先取されたものの、2ゲーム目以降は安定した両ハンドを武器に要所を締め、勝利を収めた。

「ずっと課題であるレシーブが乱れて1ゲーム目を落としてしまったんですけど、2ゲーム目からは修正して自分のやるべきことをやれたと思います。レシーブの練習は大会前、ヨーロッパに行っている時から結構やっていたんですけど、ヨーロッパの選手とはサービスも違いますね」と試合後のコメント。
「マスターカレッジでは世界トップクラスのカルデラノ(ブラジル)やゴーズィ(フランス)、そして日本の村松雄斗とも練習で打ち合った。「人生経験というか、すごく良い経験をさせてもらいました。カルデラノやゴーズィとも練習させてもらって、カルデラノのバックハンドはどこに来てもバックハンドで狙っていって、『自信を持って振っているな』という感じでした。ぼくはあまり特徴がないスタイルだと言われるので、特徴を持つことはやっぱり大事だなと気づかせてもらいました。まだ勉強中です」(橋本)。

今大会の目標については、「インターハイで金光選手に負けて、また今回も4回戦で当たるのでリベンジしたい。そして欲を言えばもう1回勝って、(準々決勝で)チームメイトの田中とやれたらいいなと思います」とコメント。高校2年で迎える最後の全日本ジュニア。大いに欲を出して、上位へ突き進んでもらいたい。
  • 3回戦進出を決めた橋本