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平成29年度全日本選手権速報

●ジュニア男子3回戦(一部)
吉山(TC中原) 8、5、10 田原(明豊中)
篠塚(愛工大附中) 7、-6、8、-8、7 長沼(樹徳高)
宇田(JOCエリートアカデミー/大原学園) 2、10、5 内田(明徳義塾中・高)
張本(JOCエリートアカデミー) 7、2、1 佐藤(鶴岡東高)
手塚(明徳義塾中・高) -8、5、-7、3、7 石沢(聖和学園高)
金光(大原学園高) 8、6、3 塩見(滝川第二高)
田中(愛工大名電) 2、-9、6、5 石城(高田高)
戸上(野田学園高) −7、−8、4、3、6 中村(愛工大名電高)

ジュニア男子も3回戦でスーパーシード勢が登場した。
危なかったのは野田学園高のエース戸上。右シェークバック表の中村の球質の変化、思い切りの良いカウンターに受け身に回り、2ゲームを先行される苦しい展開。そこから3ゲーム連取で逆転勝ちを収めたが、最終ゲームも出足でリードされるなど、ヒヤリとする試合内容だった。

一方、優勝候補筆頭の張本は、左腕の佐藤のフォアサイドをチキータとバックハンドで厳しく攻め、確実に料理。試合後の会見では、「初戦でこれくらいのプレーができないと優勝も難しい」とコメント。今大会4種目にフルエントリーしているが、「大会4冠はずっと狙っているんですけど、目の前の試合にひとつずつ勝っていきたい。(四冠の中でも)シングルスとジュニアのふたつのシングルスは、取る自信もあるし、絶対取ってやるという気持ちもあります」と力強く語った。目標が大きくなるほど燃えるそのメンタリティは、やはり「王者の資質」か。明日以降のプレーがますます楽しみになってきた。
平野との混合ダブルスについては、「1〜2週間しか練習していないのに、結構良いプレーができたので、これからラリー展開がもっと速くなっても全然やれると思う。これからが楽しみです」とこちらも自信をうかがわせるコメントを残した。
  • 快勝の張本

  • 逆転で勝利の戸上

  • インターハイ3位の田中も4回戦へ

  • 全中チャンプの手塚はゲームオールで勝利