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平成29年度全日本選手権速報

●ジュニア男子5回戦(ベスト8決定)
宇田(JOCエリートアカデミー/大原学園) 3、-10、7、6 中村(福井商業高)
宮川(野田学園高) -13、7、8、11 加山(愛工大名電高)  
手塚(明徳義塾中・高) 6、-11、9、3 田中(愛工大名電高)
金光(大原学園高) 7、8、10 中橋(鶴岡東高) 
戸上(野田学園高) 9、-9、6、8 小野寺(専修大北上高)
浅津(JOCエリートアカデミー/帝京) 7、-13、10、8 堀川(愛工大名電高)
濵田(愛工大附中) 5、6、4 加賀美(愛工大名電高)
張本(JOCエリートアカデミー) 5、8、3 杉本(希望が丘高)

ジュニア男子5回戦、昨夏の全中チャンピオンの手塚が、世界ジュニア代表の田中を3−1で破る金星を挙げた。冷静な両ハンド攻守が光る田中だが、フォアハンドの決定力には課題を残す結果となった。この悔しさを一般シングルスにぶつけてほしい。また、73年世界女子複優勝の濵田美穂さんが祖母、97年全日本混合複ではペアを組んで準優勝した村上裕和さん、濵田華奈子さんを両親に持つ濵田(愛工大附中)が中学2年にしてベスト8入りという健闘を見せている。母親譲りの闘志を見せるファイターだ。

優勝候補の「トップ4」と言える宇田・金光・戸上・張本は揃ってベスト4。張本は試合後の会見で「今日のジュニアではいつもどおりのプレーができたけど、明日はこれ以上に良いプレーができると思う。去年は準々決勝で負けてしまったので、まずそこを勝って決勝まで行きたい。いつもどおりにやれれば、変なことをしなければ優勝できると思います」とコメントした。

混合ダブルスは敗れた張本だが、明日は一般とジュニア、男子ダブルスの3種目を戦うハードなスケジュールが予想される。「試合は楽しいし、全然疲れはないです。去年の全日本でも4〜5試合やった日はあるし、勝ち上がっていくほど気持ちは楽になるので、疲れは感じない」とコメントしたが、最終日のシングルス決勝まで勝ち抜くにはやはり体力が重要。ペース配分も考えていく必要があるだろう。
  • 張本は順当に勝利

  • インターハイ2位の戸上も8強を決める

  • 先輩・加賀美をくだした中学生の濵田

  • 手塚に敗れベスト16に終わった田中