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平成29年度全日本選手権速報

●ジュニア男子決勝
張本智和(JOCエリートアカデミー) 9、9、9 宇田幸矢(JOCエリートアカデミー/大原学園)

 エリートアカデミー同士の男子ジュニア決勝、張本智和対宇田幸矢。
 1ゲーム目9-9から、張本が2本連取で、11-9。
 2ゲーム目は、 7-9から張本が4本連取して11-9。
 3ゲーム目は、7-7から9-7、10-8、張本が11-9で逃げ切った。
 各ゲーム終盤での張本の強さが際立った。宇田はフォアハンドの攻撃で先手を取った時には得点できるが、バックハンドからのラリー展開では張本が得点。終盤での張本はバックでの優位性を発揮した。ジュニアでは1ゲームも落とさず、相手にゲームポイントすら握らせない、まさに完全優勝だ。

●張本のコメント
「初めて全日本選手権(ジュニア)に出たときがベスト8で、3年経って待ちに待った優勝なのでうれしいです。決勝はすべて9本で、相手が思いきって攻めてきて、負けてもおかしくないような内容だったけど、しっかり冷静にコースを突いたり、サービスを考えて出したことが良かった。
 とりあえずこれでひとつ優勝して、残りの二つも獲れる自信はあるので、シングルスとダブルスでも絶対優勝したい」
  • 全日本で初のタイトルを獲得した張本

  • 勝利のハリバウアー

  • 宇田は張本から1ゲームも奪えず敗退

  • 表彰式での張本