速報・現地リポート

トップニュース速報・現地リポート

平成29年度全日本選手権速報

 4ゲーム目の中盤で大きくリードされ、敗色濃厚な展開から3−2と逆転して、勝利に王手をかけた永尾尭子。中盤まではプレーに迷いが出ていたが、徐々に自分のプレーを取り戻していった。早い打球点でストレートに放つバックドライブは抜群の決定率を誇り、長身を利したパワードライブも素晴らしい威力だった。以下は準決勝後の永尾のコメント。

 「格上の相手だし、全日本の本戦で当たるのは初めてで緊張しました。正直、ここまで競れるとは思っていなかったので、善戦できて自信になった。でも、あそこまでいったら勝ちたかった。3−2でリードしていたし、勝てる試合だったので今はすごく悔しいです。
 昨日、今日と早いピッチのラリーでの対策はしていたけど、やっぱりラリーになるとミスが多かった。ラリーになると不利なので、最初の1球、2球で攻めることと、平野さんはバックの打球点が早いので、フォアを攻めることを意識していました。サービスはミドルに出すと自分のパターンになっていたので、徹底してそこを突きましたが、最後は少し長くなった。
 今大会は、大会の中で成長していくことができたので、今後の自信にしていきたいです」(永尾)