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用具のこだわり by ゆう

昨夏の全中で衝撃の優勝を果たし、今大会もジュニアでベスト8まで勝ち上がった手塚崚馬(明徳義塾中)

ドライブ全盛の中で、一際目立つミートの連打。ジョニー・ファン(カナダ)を彷彿とさせる速攻プレーは派手さこそないものの、着実に点数を重ねていく。

大会の使用球であるニッタクのプラボールは、打球感が硬く、ミート打法に適しているようで、世界ジュニアで大活躍した田中(愛工大名電高)に勝利。
準々決勝も金光(大原学園高)に対してもフルゲーム、あと一歩だった。

用具は全中から変わらず
ラケットは馬林エキストラスペシャル(ST)
フォア・バックともにラクザX(特厚)

「ニッタクのボールは叩きやすいですね。自分の特徴が一番出ます。スマッシュがやりやすいです。
夏からは用具は変えてませんが、技術的にはフォアの決定率を高めてきました。

 ラクザXはすごく硬いので、叩きやすい。相手の強いボールに押されないから良いですね。柔らかいと、回転に負けてしまうので、ぼくは硬いスポンジが好きです。
ラクザXは回転もかかります。打球点が下がったときはシートの硬さを活かして、ちょりっとかけます。高い打球点で打てる時だけミートします。とらえる打球点によって、打法を選択することで回転とスピードの緩急がつきます。

 ラケットはアルネイドを試しましたが、硬すぎました。飛びすぎてしまい、弾きすぎて難しかったです。7枚合板のほうが持ってから弾き飛ぶので安定します。

 ラバーはもっと硬くてもいいかもしれません。もう少し硬いラバーがあれば試してみたいですね」(手塚)