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用具のこだわり by ゆう

ノーシードからあれよあれよと勝ち上がり、水谷隼に挑戦した宮澤僚太(JA十日町)。
相手がいらつきを見せるほど、広い守備範囲とカットの安定感が武器。
小澤(琉球アスティーダ)、飯野(TOM卓球三昧)など、テクニシャンを切り倒したカットマンにこだわりを聞いた。

ラケットは
松下浩二(ST)
フォア:V>01リンバー(MAX)
バック:カールP-1(特薄)

「フォアには柔らかいラバーを使っています。私は攻撃は回転をかけないフラット打ちをするので、あまりかかりすぎてしまうとオーバーしてしまう。柔らかくて食い込みが良いラバーを選んでいます。

 カットも切れ味の最大値は高くないですが、ちょっと切ったり、ナックルにしたりなど、変化はつけやすいですね。柔らかいので安定するし、粘って粘って変化をつけていきます。

 粒高はプラスチックになってからカールP-1を使っています。それまでP-4を使っていましたが、プラだと変化がつかなくなってしまいました。ラバーを変えて硬さになれるまで時間がかかりましたが、切れるのでP-1が良いですね。

ラケットは高校2年生の時から使っているので、変えられない。全部変えると、おかしくなりますから、ラケットを軸にして、ラバーを選択しています」(宮澤)