小柄ながらパワフルな両ハンドが魅力の中林(原田鋼業)。
ツイッター上でよく用具の話をしているなど、根っからの用具好きで、今大会も意外な用具で登場した。
ラケットはオールラウンドエボリューション(FL)
フォアはブルーストームZ1(MAX)
バックはテナジー80(特厚)
「用具はいろいろ変えますね。卓球王国を読んで、気になったものはすぐに試します。でも試合に出るのはずっとギャラクシャ(ヤサカ)に両面オメガ5ツアーDFだったんですが、17年実業団後に変えました。
まずバックをテナジー80にしました。バックに詰められると、安定しなくて、80のほうがつかんでブロックがやりやすい。
そこからラケットに悩んで、10本くらい試しました。カタログを見てたら、昔ちょっと教えてもらっていた人がオールラウンドエボリューションを使っていたなーと思い出して、コレだ!と変えてみました。
打球感も良くて、相手のボールにも押されない。真っ直ぐ飛んでくれるのに入るんです。不安がなくなりました。
ブルーストームも卓球王国を見て買いました。いつでるのかなーと気になってたんですよ。
オメガより飛ぶし、食い込んでくれます。打球点を落として打った時に、前はボールが高くなって相手のカウンターをもらってしまうけど、このラバーは下から打っても低く入ってくれます。相手が狙いにくいので、次のボールも狙いやすい。ループの質が上がりました。
高くて入るのは当たり前ですが、低くて入るのがブルーストームの良さですね」(中林)