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2018世界卓球ハルムスタッド大会速報

●女子予選グループ・第2戦
〈日本 3−0 エジプト〉
○伊藤 4、6、12 アブデル−アジズ
○早田 9、8、6 メシュレフ
○石川 7、6、9 エル−エラキ

日本女子、エジプト戦も競り合いながらも1ゲームも落とすことなく、ストレート勝ち!
格下のエジプト相手にも伊藤、早田、石川と主力を揃えて臨んだ日本女子。そして、エジプトはやはり油断のならないチームだった。出場した3選手はいずれもバックハンドが強く、アブデル−アジズはコースの読みにくいバックドライブが武器。ともに左腕のメシュレフとエル-エラキはよく似たタイプで、前陣で回転量の多いバックドライブを連打し、バック対バックでは早田や石川が押される場面もあった。

しかし、サービス・レシーブではやはり日本が上。ゲーム終盤にグッと伸びる巻き込みサービスを連発した伊藤、早田も勝負所では思い切り切って出す巻き込みサービスで難敵メシュレフを下した。3番石川も競り合いながらも、安心して見ていられる内容だった。

試合後、馬場監督は「早田は、これから試合がどのようになっていくかわからないので起用しました。彼女は力んでいて緊張してましたが、これで肩の力が抜けてできると思います」とコメント。世界団体のデビュー戦を勝利で飾った早田は、「自分らしいプレーもあったし、最初だったので力んだ部分もあったけど、そこはしっかり反省したい。初戦としては良かった。最後まで攻めていくことはできた。1,2ゲーム目、ミドルを攻められたので、3ゲーム目はそれを狙いにいこうと思って回り込みを多くした」と語った。
  • 競った場面ほど積極的にフォアで攻めた早田

  • アフリカチャンピオンの意地を見せたメシュレフ

  • エジプトの3番エル-エラキもバックハンドが強かった