スマホ版に
戻る

速報・現地リポート

トップニュース速報・現地リポート

2018世界ジュニア選手権大会

 昨年のどこか自信のなさそうなプレーに比べると、本当にたくましくなったものだ。チャイニーズタイペイ戦で2勝をあげ、チームを決勝進出へと導いた宇田幸矢。
 強力なチキータや、バッククロスへの必殺のシュートドライブはそのままに、相手のサービスが台から出れば打球点をギリギリまで落としてループドライブ、4番黎シン陽戦で見せたフォアサイドからのサービスなど、より多彩な一面を見せた。以下は準決勝後のコメント。

「2番の出足は昨日の良い流れのままで入れたし、思い切ってできたと思います。0ー1で回ってきましたけど、自分のプレーができれば勝てるかなという自信はあった。出足から思い切ってできました。

 4番でやった黎シン陽はこの前のベルギーオープンで4ー2で勝ったけど激戦だったので、あまり自信はなかった。自信がないまま入ってしまったので1ー2でリードされて、作戦としてはフォア側からサービスを出して、流れを引き戻せたのかなと思います。フォア側からのサービスは、今大会で初めてではなかったですが、流れを変えたい時に結構使います。

 田㔟監督も最後は自分を信じてやれと言ってくれて、最後は思い切ってチキータにいけて、相手がミスしてくれました。4番でゲームオールジュースで負けると相手チームの流れになるし、5番で確実に勝てるかどうかはわからない。「自分が4番で勝ち抜く」と強く思っていたので、勝った時はうれしかったです。

 決勝の中国戦は今良い流れで調子も良いし、アジアジュニアで中国の徐英彬に、負けたけど3ー4で競ることができた。チャンスは全然あるので、優勝目指して頑張りたいです」
  • 4番でチームの勝利を決め、チームメイトと握手する宇田