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2018世界ジュニア選手権大会

 いよいよ開幕を明日に控えた世界ジュニア選手権。実は今大会には、韓国の男子チームが出場していない。8月のアジアジュニア選手権でイランに敗れてベスト4に入ることができず、結局世界ジュニアの団体出場権を獲得できなかった。ユース五輪に出場した趙大成などは個人戦にはエントリーできたのだが、個人戦だけの出場はさすがに敬遠され、出場選手はゼロという結果に。……少々寂しい話ではある。

 男子で日本チームの最大のライバルとなるのは、やはり中国。しかし、ユース五輪金メダルの王楚欽は出場せず。3大会連続出場の右ペンドライブ型の徐海東に、16年大会を経験している徐英彬と于何一、そして初出場の向鵬という右シェークドライブ型の3人。弱くはないが、「まだ世界ジュニア卒業できない組」という印象も拭えない。

 男子団体のシーディングリストでは中国が第1シード、日本が第2シード。決勝まで当たらない両チームの対戦が実現すれば、勝負の行方はどうなるか。アジアジュニア選手権の準決勝では徐英彬に2点を取られて敗れたが、日本にも十分に勝機はある。
  • 3大会連続代表の徐海東。パワー不足という課題は克服されているか