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速報・現地リポート

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2018世界ジュニア選手権大会

 今日行われたのは男女シングルスの予選グループ。4人で1枚の出場切符を争う戦いが明日まで行われ、今日は全3戦のうち第2戦まで行われた。

●女子シングルス予選グループ1・2戦
相馬 1、5、5、8 コク(フランス)
相馬 7、8、8、9 ホイ(カナダ)

●男子シングルス予選グループ1・2戦
曽根 7、6、3、9 フエンテス(アルゼンチン)
曽根 7、6、8、10 トリノ(ブラジル)

 最初に2試合を終えた相馬は、2戦ともストレート勝ちを収めたにも関わらず、試合後の表情は曇りがち。「調子はあまり良くないです。自分のやりたいように試合ができない。凡ミスが多かったし、相手がたまたまカット打ちができなかったから良かったですけど、内容は良くなかった」と悔しさをにじませた。明日、フィンランドのルンドストレムに勝利すれば決勝トーナメント進出が決まる。

「今の(第2戦の)相手はサービスがすごくて、最後まで同じミスばかりしてしまった。途中で修正できなかった。相手がたまたまミスしたり、自分のネットインとかラッキーなボールが多かったですけど、最後まで対応できなかった。勝てばいいというのは違う。明日、もう1試合スウェーデンの選手との対戦があって、今日よりはもっと返ってくると思うので、しっかり修正していきたいと思います」(相馬)

 一方、曽根はレシーブでのチキータ、3球目でのバックドライブをビシビシ決めた。2戦目のトリノ戦では完勝ムードから、終盤でややプレーが守りに入って追いつかれたが、負ける要素はなかった。明日、カナダの左腕ハジンに勝てば決勝トーナメント進出。普段のプレーができれば問題はないはずだ。

 「シングルスは初めてだったんですけど、自分の卓球ができたかなと思います。感覚をつかめて会場にも慣れてきた。勝つのは簡単ではないですが、自分のプレーができればという自信になってきています」(曽根)。明日も挑戦者として、思う存分戦ってほしい。
  • 相馬、2戦とも完勝ながらプレーに納得せず

  • 相馬に敗れたホイ、連続スマッシュは安定していた

  • 強烈なバックドライブが火を噴いた曽根

  • 曽根と対戦したトリノ、レシーブの構えはコンパクト

  • 本当はこんなに長身のトリノくん