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速報・現地リポート

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2018世界ジュニア選手権大会

●女子予選グループ第3戦
相馬 3、6、2、2 ルンドストレム(フィンランド)

●男子予選グループ第3戦
ハジン(カナダ) 9、−8、4、9、4 曽根

 男女シングルスの予選グループ第3戦、相馬はフィンランドのルンドストレムを難なく下したが、曽根がカナダの左シェークドライブ型ハジンによもやの苦杯。男子シングルス決勝トーナメント進出はならなかった。

 技術レベルと球威では確実に曽根が上回っていたが、左腕のハジンはクセのあるフォアサービスを徹底して曽根のフォア前に出してきた。このサービスに対して、曽根のチキータが安定せず、ラリーになってもハジンのしつこいブロックに両ハンドのオーバーミスが多かった。中盤までリードした4ゲーム目を逆転されて落とすと、5ゲーム目はハジンがカウンターを連発し、一気に離された。

 フォア前への対応、チキータが安定しない時の「次の一手」を打つ技術の幅。昨日、田㔟監督が指摘した日本男子の課題が出た形になった。大会初出場の曽根は、団体戦でのシングルスの出場機会がなく、シングルスの予選グループも余裕を持って戦うことができなかった。この敗戦を貴重な糧にして、男子ダブルスと混合ダブルスでメダル獲得を目指してほしい。
  • 曽根、シングルス決勝トーナメント進出はならず

  • 試合後のベンチで董崎岷コーチのアドバイスを聞く

  • ハジン、このサービスがひとクセあった