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速報・現地リポート

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2018世界ジュニア選手権大会

 昨日の男子シングルス1回戦から、この熱戦をピックアップせずにはいられない。とにかく熱い2試合でした。

 まずはイランのエース・アフマディアンと、フランスのランベールの強打者対決。中陣で豪快に両ハンドドライブを打ち合い、片方がフィッシュでしのいでもまたすぐ反撃に出る。首根っこを押さえつけ合うような、強烈な肉弾戦だった。最後は地味な3球目の打ちミスや、ブロックで決着がついてしまうのもまたよくあるケース。アフマディアンが僅差で勝利をつかんだ。

 もうひと試合は、ルーマニアのツインエースのひとりシポシュと、アメリカのアリゲッティの激突。これもまた激しいラリー戦だった。わざと高い弧線で送るバックハンドと、ストレートへのうまい攻めでアリゲッティが3−1とゲームをリードしたが、シポシュも粘る。昨年はキレやすいやんちゃ坊主という感じだったシポシュだが、この試合はよく我慢した。

 眼鏡を拭き拭き戦ったアリゲッティ、最後は少しガソリン切れか。シポシュが逆転勝ちし、観客席のチームメイトに向けてラケットを機関銃に見立てて、バンバン! シポシュ、最後にやんちゃな顔をのぞかせた。
  • アフマディアン、1回戦随一の大激戦を制す

  • ランベール、よく動き、よく打ったが惜敗

  • アリゲッティ、3ー1のリードから惜しくも逆転を許す

  • シポシュ得意のバックサービス

  • バンバン! シポシュの勝利のパフォーマンス(?)

  • アリゲッティとともに戦い抜いたメガネ