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2018世界ジュニア選手権大会

 準々決勝・準決勝と中国選手を連破する破竹の進撃を見せながら、決勝で徐海東に惜しくも敗れた宇田幸矢。試合後、相手のサービスの変化への対応に苦しんだことを語った。以下は宇田のコメント。

 「前半は相手のサービスの回転も普通にわかって、レシーブで得点を取れていたんですけど、2ゲーム目あたりから相手がサービスを変えてきた。逆横回転なのであまり回転がわからなくて、上回転と下回転の差も大きくて、それにとまどったまま試合が進んでしまった。最後までわからないままで、チキータにいくしかなくて、そこからバックに詰められる展開で全然点が取れなかった。敗因はレシーブだと思います。

 4ゲーム目は9ー7で自分がサービスを持っていて、そのゲームの前半にバックのへのロングサービスがすごく効いていて、相手がチキータへ入れなかった。そこで9ー7でフォア前へ2本出して、相手はあまいレシーブが入ってきたんですけど、そこをしっかり決め切れなかったので、次のゲームで相手のペースになってしまった。中国選手も3人目になるとやはり対策を立てられていて、研究されているのをすごく感じました。

 準決勝の向鵬はフォアが強い選手で、バックには一発がなかったので、バックに連打して相手がフォアで回り込んだタイミングでフォアを突くか、回り込ませておいてフォアを突く作戦でした。前でのカウンタープレーを意識しました。後ろに下がるとフォア対フォアでは勝てないので、コースを狙って早い打球点で打ちました」(宇田)
  • 決勝後、取材に応えてくれた宇田。限りなく優勝に近づいていたが…

  • 徐海東のサービスに苦しみ、レシーブがチキータに偏ってしまった