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平成30年度全日本選手権速報

混合ダブルス3回戦で第一シードの森薗政崇/伊藤美誠(岡山リベッツ/スターツSC)が長門幹/桑原穂実(埼玉工業大/正智深谷高)をストレートで下し、ベスト16入りを決めた。

実は伊藤と桑原は同門の静岡県の豊田町スポーツ少年団出身の先輩・後輩の間柄。小学生時代はダブルスを組み、右と左の天才ペアと称された。お互いに別の県へ進み、全国大会で数年ぶりの対戦となっただけに、特別な思いがあったはずだ。

「豊スポを卒業してから一回も対戦してなかった。パートナーと美誠のところまではいこうねとは話していました。勝とうなんて・・・1点くらい取れればって話していたくらいです(笑)。美誠は世界選手権にも出てるし、凡ミスがないし、隙がなかったですね。美誠の練習の動画を見ることがあるんですが、質が高いなぁと感心しています」(桑原)

「私はまだまだです。全然伸びてないですよ」と恐縮しながらもラリー中に随所に見せるコース取りの多彩さは他の選手にはないセンスを感じる。左の天才もワンステージ上へ行くポテンシャルを持っているはずだ。
  • 完敗だったが楽しげな表情が印象的だった桑原(左)