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平成30年度全日本選手権速報

●男子ダブルス2回戦
工藤真弘/村上莉羽(大正大/駒澤大) 6、8、16 平原雄紀/相良俊希(東京ガス千葉)

青森の東奥学園高の先輩後輩。しかし3歳差なので、高校時代はかぶってはいないふたりだが、息ピッタリのコンビネーションで2回戦を突破した。それもそのはず、小中学校時代に中里クラブで切磋琢磨した仲良しペア。大学はお互い東京だが、青森予選を抜けるために大学4年の工藤が、1年の村上を誘ったという。

「県予選の前に合わせて、年末に実家に帰っていたので、東奥学園でもダブルスを練習しました。昨日の混合ダブルスで1勝して、今日のダブルスでも勝てました。4回目の全日本ですが、実は初勝利です」と工藤。
東奥学園らしいフットワークを活かしたフォアドライブは、それぞれ味がある。工藤は前陣のドライブ速攻、村上はやや下がってのパワードライブが武器。右右ペア特有の回る動きは、「長年鍛えてます!」と言わんばかりの見事な速さ。
「ぼくらは足使って、フォア打つしかない」と村上も笑う。

青森から東京へ来た工藤は春から今回の舞台でもある大阪へ移る。日本リーグにも参戦しているクローバー歯科へ就職する予定だ。
「クローバー歯科には松下大星くんも入るので、レギュラー争いが厳しいですが、頑張ります。松下くんは雲の上なので」と意気込みを語った。
明日は渡辺裕介/龍崎東寅(明治大)と当たるが、ベンチに入った左右田(駒澤大4年)は「ぼく、名将なんで、勝たせますよ」と自信のコメント。
新天地へ就職前に良いお土産を持っていきたいところだが、果たしてベンチのビッグマウスは現実になるか?
  • 工藤(左)の武器のチョリドラは低くて沈む