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平成30年度全日本選手権速報

●混合ダブル決勝
森薗/伊藤(岡山リベッツ/スターツSC ) 5、−6、10、8 張本/長崎(JOCエリートアカデミー/JOCエリートアカデミー/大原学園)

 森薗/伊藤が混合ダブルスで2連覇を達成!
 出足から飛ばした森薗と伊藤。伊藤の巧みな台上プレーと森薗のフォア強打のコンビネーションはばっちりだ。男子のボールを女子選手が受けるペアのほうが不利なのだが、1ゲーム目は張本のボールを苦にしない伊藤のペアが1ゲームを先取した。

 2ゲーム目は逆の展開。張本にボールを送る伊藤が意識したのか、張本ペースで進むが長崎も森薗ボールにしっかり対応し、11−6で張本ペアが取った。昨年から続いていた森薗・伊藤のストレート勝ちの記録はなくなり、連続して取っていたゲームは「34」でストップした。
 
 3ゲーム目はお互いが一歩も引かない状態で8−8から先にゲームポイント奪った張本ペアだったが、12−10で森薗・伊藤ペアが取り返した。続く4ゲーム目も一進一退の展開だが、7−7から一気に森薗ペアが10−7とマッチポイント。10−8から張本がレシーブをネットにかけ、森薗・伊藤ペアが2連覇を達成した。

★森薗/伊藤の優勝後のコメント
「張り詰めた試合でした。最後はサービスで決まって、ヤッタ!という感じでした。相手の二人はチキータがうまい選手なので、打たれるとしてもそのボールの質を低くさせるようなサービスを出そうとして、サービスとレシーブでは主導権を取れたと思います。この1年を優勝でスタートできて、良い弾みになりました」(森薗)。
「楽しかったですね。緊張もしなかった。決勝で張本君とできてよかった。張本君は頭の良い選手で先を読んでくる選手だし。今世界で勝っている選手なので、試合をやりたかった。彼のボールを受けてみたかった。実際にやったらパワーのあるボールでしたね」(伊藤)。

★張本/長崎のコメント
「3ゲーム目、ゲームポイントを取っていたのに決めきれなかった。優勝しないと世界代表のペアにはなれないと思ってました。勝てた決勝でした。伊藤さんのボールはまるで男子並みで、男子ダブルスとやっている感覚でした。バックの甘いボールがいくと点を取られるし、熟練のペアでした」(張本)。
「初めて組んだペアで、決勝までいけたのは良かったけど、決勝で負けたことはとても悔しいです。次は勝ちたい」(長崎)。
  • 森薗/伊藤、笑顔の2連覇!

  • 決勝でついに1ゲームを落とすも、集中力は落ちなかった

  • 健闘した張本/長崎だが、4ゲーム目に力尽きた