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速報・現地リポート

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平成30年度全日本選手権速報

混合ダブルス1回戦、佐賀県から出場の吉永健吾/梶原幸子は、吉永が31歳、梶原が38歳という「サーティペア」。吉永の巧みな台上プレーと、左腕・梶原の堅実な両ハンド攻守で学生ペアを2−1とリードしたが、惜しくも逆転負けを喫した。

試合後、ミックスゾーンで「こういう舞台の人たちと一緒にプレーできたことで、良い球質やプレーを受けることができて、自分がこれから成長できるような気がします。負けて悔しいんですけど、これをプラスにもっていきたい。皆さんの素晴らしいプレーを見て勉強していきたい」と語った吉永。秘めた闘志で、まだまだプレーヤーとして意気軒昂。年齢に関係ないモチベーションの高さを感じさせた。

「私は出ている選手の中では最年長かもしれない」と笑顔で語ったのは梶原。「自分たちの力は発揮できたし、向こうがそれよりも少し上で、ラリーになると1本多く返ってきた。でも実力は出し切れたと思います。普段の練習は空き時間を見つけて、練習できる所でやるという感じです」と爽やかに語ってくれた。

ちなみにおふたりともお子さんも卓球選手で、昨年8月に行われた全日本ホープス・カブ・バンビに出場しているツワモノとのこと。親子二代揃っての全国大会での活躍、素晴らしいです!
  • 学生ペアに肉薄した吉永(右)/梶原ペア