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世界卓球ブダペスト大会

 女子シングルス4回戦で、Tリーグの木下アビエル神奈川のチームメイトである杜凱琹に惜敗した石川。ゲームカウント1ー3の劣勢から3ー3に追いつき、最終ゲームは4ー0、6ー1と大きくリード。勝利は目の前だった。「情けないなと思います。90%くらい勝っていた試合だった」と石川は試合後にコメントした。
 
 「自分の力は出せたわけではないけれど、悪いなりに何とか粘って最後まで頑張った。でも、最後の詰めが甘かった。バックハンドのミスが多かったです。相手がゆっくりとしたタイミングで打ってきたのを焦って、打ち急いでしまった。レシーブがうまくいかなくて少し弱気な部分があった。杜さんの手の内はわかっているけど、最後はミスが多かった。焦りと迷いがあった」(石川)

 5・6ゲーム目と7ゲーム目の中盤までは、バックの強い杜凱琹に対し、ミドルへのバック軽打の連打からチャンスボールを回り込んで狙うなど、うまい駆け引きを見せていた石川。しかし、本人も語るように最後の最後で我慢ができなかった。もともとジュニア時代から、緩急や前後のボールの押し引きに抜群の冴えを見せていたクレバーなプレーヤー。技術や戦術というより、セルフコントロールの術を身につければ、攻め急ぎ、打ち急ぎという課題は克服できるはずだ。

 アジアカップの陳夢(中国)戦で効果的だったフォアの巻き込みサービスは、杜凱琹に対してもよく効いていた。しかし、7ゲーム目の終盤など、競った重要な場面ではなかなか使っていくことができない。まだ3球目への移行がスムーズではないとはいえ、互いに手の内を知る相手だからこそ、使ってみても良かったのではないか。
  • 石川、杜凱琹のYGサービスに対し、レシーブに苦しんだ部分があった

  • ふてぶてしさすら感じさせる杜凱琹。勝利の瞬間は大きくガッツポーズ

  • ベスト8入りを目前に、無念の敗戦となった