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世界卓球ブダペスト大会

 準々決勝で丁寧に敗れた平野美宇。試合後のミックスゾーンで、「3大会連続で丁寧選手に負けてしまって、同じ選手に負けて悔しいし、反省を生かせていないと思う。3回目は勝ちたかったです」と語った平野美宇。コメントは下記のとおり。

 「今日の3ゲーム目は自分のミスがあって、そのせいで良いペースが途切れてしまったのが残念。今日の試合は焦ってしまった部分があって、中国選手だとそこで一気に持っていかれる。粘ってくる相手なので、早く決めたいと思ってしまったことがミスにつながってしまった。
 前回は中国選手と準決勝まで当たらない組み合わせだったのでメダルを獲れたけど、今回は中国に勝たないとメダルを獲れない組み合わせだったので、中国を上回る実力がないとメダルを獲れないと実感しました」(平野)

 前回大会からの2年間は中国に研究され、国際大会でも思うような成績を残せなかった平野。しかし、この準々決勝を振り返り、「試合をして楽しかった。大きな舞台でプレーする楽しさを改めて感じて、東京のオリンピックに改めて出場したいと思いました」と語った。

 本人曰く「復活」という言葉は、「大会前に落ちていたのが前提なのでイヤ」だそうだが、あえて言わせてもらえば、この大会が平野美宇復活の足がかりになりそうだ。