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世界卓球ブダペスト大会

●女子ダブルス準決勝
早田ひな/伊藤美誠 9、−10、−14、5、5、7 橋本帆乃香/佐藤瞳
孫穎莎/王曼昱(中国) 3、9、−9、−6、6、−9、5 陳夢/朱雨玲(中国)

女子ダブルス準決勝、日本勢同士の対戦は早田/伊藤が決勝進出!
同じくチームメイトとの対決を制して勝ち上がった孫穎莎/王曼昱と決勝で激突だ。

今年1月の全日本選手権でも準決勝で対戦し、3ゲーム目はジュースまでもつれたものの、早田/伊藤が3−0のストレートで勝利していたこの対戦。しかし、早田/伊藤が一昨日の準々決勝後、「相手も何か変えてくると思うので、そこでしっかり対応したい」(早田)と警戒していたとおり、橋本/佐藤は1ゲーム目から積極的に攻撃を仕掛け、いきなり5−0とスタートダッシュ。しかし、早田/伊藤は自信を感じさせるプレーで、中盤で追いつき、11−9で1ゲーム目を先取する。

これで伊藤/早田が一気に走るかと思われた。しかし、早田/伊藤は2ゲーム目に7−10、3ゲーム目に6−10とゲームポイントを取られたところから追いつきながら、最後に伊藤のスマッシュにミスが出て、2ゲーム続けて落とす。橋本/佐藤のカットは非常にミスが少なく、橋本の前陣に躍り出てのバックハンド、佐藤のフォアドライブでの反撃は大いに会場を沸かせた。

それでも早田/伊藤はあわてない。伊藤が少しずつバック表ソフトのツッツキなどの変化を混ぜ、早田のパワードライブとの球質の変化をつけながら、ゲーム中盤で一気に突き放す。4・5ゲーム目を連取し、6ゲーム目は5−5から5点連取で10−5。最後は10−7の3回目のマッチポイントで、伊藤の快速フォアドライブがバッククロスに決まった。

★早田/伊藤の勝利者インタビュー
早田「一度も負けたことがないペアだったんですけど、ここまで世界選手権であがってきているのでしっかり対策して試合に入りました」
伊藤「明日の決勝は、(準決勝の)どちらが勝っても中国ペアなので、私たちはとにかく良いプレーを出せるよう、自分たちのプレーを出せるよう、備えていきたいと思います」
  • 早田/伊藤、前回の準決勝からステップアップ。ついに決勝へ

  • 橋本/佐藤、まだまだ伸びしろは残されている。今後に期待・大