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速報・現地リポート

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全国高校選手権(インターハイ2019)

●男子学校対抗2回戦
愛工大名電(愛知) 3−0 鹿児島工業(鹿児島)
安田学園(東京) 3−2 東奥学園(青森)
静岡学園(静岡) 3−1 上宮(大阪)
東山(京都) 3−2 樹徳(群馬)
関西(岡山) 3−0 出雲北陵(島根)
富田(岐阜) 3−0 専大北上(岩手)
帝京安積(福島) 3−0 白子(三重)
遊学館(石川) 3−0 秋田商業(秋田)
野田学園(山口) 3−0 東海大菅生(東京)
日本航空(山梨) 3−1 近江(滋賀)
北科大(北海道) 3−1 れいめい(鹿児島)
明豊(大分) 3−2 希望が丘(福岡)
育英(兵庫) 3−1 学館浦安(千葉)
明徳義塾(高知) 3−0 長野工業(長野)
埼玉栄(埼玉) 3−2 敦賀(福井)
鶴岡東(山形) 3−1 作新学院(栃木)

男子は2回戦から波乱の連続が起こっている。
まずは春の選抜で3位だった出雲北陵が関西にストレート負け。ミニ国で勝っていた相性をそのままに関西が強豪を突破した。「このまま遊学館を倒すぞ!」と観客席では関西OBがひと際大きな声援を送っていた。

他にも3-2の激戦多数。中でもシード校ではあるが、激アツの粘り合いを制した埼玉栄。ベスト16入りはナント10年ぶり!若森監督からあとを引き継いだ高橋監督は安堵の表情を見せていた。初の8入りをかけて、明日は鶴岡東と戦う。

そして2回戦最大の番狂わせとなったのは希望が丘vs.明豊だろう。
九州でのライバル同士の試合は大激戦で、前半を1−1で折り返す。
流れは完全に希望が丘にあり、前半シングルスも2-0ペースだったが、2番で希望が丘のカットマン・原田がゲームオール10-7から、明豊の左腕・渡辺にまさかの逆転負け。

タイに戻したが、そのあとのダブルスが明暗を分けたといえるだろう。
選抜では名電ペアにも勝っている希望が丘の阿部・杉本を相手にまたも渡辺が大爆発を見せる。振れば決まる神がかり的なライジングカウンターが何本も決まり、素晴らしいスピードとコース取りでゲームを支配。1年生・田原の強打と噛み合い、明豊がダブルスを奪取したところで、流れは一気に明豊に傾いた。

4番・5番は2台進行となり、先に明豊の田原が杉本を下してゲームセット。田原は杉本の強打に押されても盛り返す力があるため、杉本はリスクのあるカウンターで攻め続けなければならなくなり、ミスが多くなってしまった。
それにしても田原は1年生とは思えないほどの果敢でクレバーなプレーが目を引く。ラリーに強く、勘も良い。すでに大黒柱のような存在感がある大型選手だ。