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速報・現地リポート

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全国高校選手権(インターハイ2019)

●女子学校対抗3回戦(ベスト8決定戦)
四天王寺(大阪) 3−2 大成女子(茨城)
希望が丘(福岡) 3−2 富田(岐阜)
済美(愛媛) 3−1 横浜隼人(神奈川)
明徳義塾(高知) 3−1 札幌大谷(北海道)
桜丘(愛知) 3−1 滋賀学園(滋賀)
萩光塩学院(山口) 3−1 武蔵野(東京)
就実(岡山) 3−0 日南学園(宮崎)
遊学館(石川) 3−1 真岡女子(栃木)

試合後、ほとんどの選手たちが涙を流していた。5番大川が最終ゲーム5−9でリードされ、さらに9−10、10−11と二度のマッチポイントを奪われた四天王寺。か細い綱を渡り切り、ベスト8進出!

2台進行となった3回戦、前半で菅澤が出澤の連続スマッシュを止めきれず、三浦が両面裏ソフトの佐藤のカットを打ちあぐんだ四天王寺。2戦続けて完敗を喫し、まさかの0−2スタート。3番ダブルスは完勝し、4番高橋も勝利したが、5番大川対小林の一戦がゲームオールにもつれる。

小柄ながら勝負度胸満点の大成女子・小林はフォアのカウンタースマッシュを連発。中陣に下げられてからも、苦しい相手の心理を見透かすように、弧線の高いドライブでコースを突いてから反撃した。最終ゲームは9−5と小林がリードしてから9−9。小林のフォアストレートへの3球目フォアスマッシュで10−9、さらに11−10と小林が二度のマッチポイントを奪ったが、大川が堅いレシーブでしのぎ切った。

「カットの佐藤の出来が良くて、2-0になった時に3-0でいけるかなと思ったけど、ダブルスが厳しかった。小林は良い勝負をするだろうと思っていましたが、そこを勝ちきれなかった。本人たちは一生懸命やっていたし、ここを決勝戦だと思ってやろうと言っていた。結果がすべて、勝った者が強いんです」(大成女子・関川監督)