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速報・現地リポート

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全国高校選手権(インターハイ2019)

●男子学校対抗準々決勝
愛工大名電(愛知) 3−0 静岡学園(静岡)
遊学館(石川)3−0 関西(岡山)
野田学園(山口) 3−1 明豊(大分)
鶴岡東(山形) 3−1 明徳義塾(高知)

愛工大名電をはじめ、外シードの4校がそのまま準決勝へ。メンバーが変わってもやはりこの4校は強い。春の選抜ではやや頼りなかった選手たちも、この半年で技術・体力は見違えるほどに伸びている。

特に体力面はインターハイでの戦いでは重要で、今日に限ればダブルスの連戦後に団体戦が2連戦。3−2の熱い団体戦後に、すぐにまた団体戦が入るチームもあるだけに集中力、そして体力がかなり必要になる。インターハイで勝つには、そこを乗り切る力が必要になるのだ。

準々決勝での激戦は野田学園vs明豊、鶴岡東vs明徳義塾だ。
野田学園は前半に出場した戸上がゲームオールのギリギリで中村に勝利したが、今泉が渡辺に敗れて1−1のスコアでダブルスへ。
ダブルスも点数が離れない接戦だったが、ゲームオールで野田学園が奪取。戸上、そしてダブルスのどちらかが落としていたら、チームは途端に敗戦の危機だっただろう。後半の宮川が勝利して、明豊を下したが、野田学園にとって準々決勝は薄氷を踏む戦いだった。しかし、そこでエースが踏ん張ることが大事。それがチームを奮い立たせる。

一方で明徳義塾はエースの手塚が敗れて、前半0−2のスタートとなった。「ダブルスは取り返したが、やはり前半で1本ほしかった。手塚にはエースとしての重圧があったのかもしれない。自分が取らないとという感じであまり状態は良くなかった」」と佐藤建剛監督は試合後にコメント。
4・5番のシングルスに入っても、両校が1点ごとに大ガッツポーズで応戦。どの試合も大熱戦の試合は、4番で鶴岡東の櫻井が魂の勝利。
「うちは泥臭くやらないと勝てないんですよ。明日も泥臭くいきます」と杉野森監督。
昨年、怒涛の決勝進出を果たした鶴岡東、2年連続決勝進出にあと1勝だ。