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全国高校選手権(インターハイ2019)

一日遅れで行われた学校対抗の公開抽選会で明日の対戦カードが決まった。

明日の初日は学校対抗の1〜2回戦が行われるため、出場している49校が一気に16校まで絞られる。インターハイの競技は5日間行われるが、初日突破の山はかなり高いのだ。

男子の初戦の注目カードは全日本ジュニアランカーの伊藤礼博を擁する安田学園(東京)と慶誠(熊本)の対戦が熱い。1年生主体のチームで6年ぶりにインターハイの学校対抗に出場する安田学園。東京予選を2番手で辛くも抜けたチームだが、大爆発を秘めているチームだ。

また、2回戦に登場するシード校も決して余裕はない。シードの上宮(大阪)の下に入った都城商業(宮崎)と静岡学園(静岡)、シードの出雲北陵(島根)の下に入った関西(岡山)と宮古(沖縄)など、どれも互角の戦いだ。特に関西は先日行われたミニ国体で出雲北陵のメンバーを破っている。この対戦が実現したら大激戦となるだろう。

そしてなんの因果か、右トーナメントの一角はまさに九州大会。
希望が丘(福岡)の下に明豊(大分)と鎮西学院(長崎)が入り、その先にはれいめい(鹿児島)が構えている。やりなれている相手に全国大会でいつも通りのプレーで戦うか、あえて違うプレーで奇襲攻撃をかけるか。この心理戦も見応えがある。ブロック大会では希望が丘が優勝しているが、全国大会での下剋上もあるだろう。