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速報・現地リポート

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全国高校選手権(インターハイ2019)

●女子シングルス準々決勝
庄易(富田) −5、8、8、−8、11 船場(明徳義塾)
岡田(明徳義塾) 7、3、10 川北(正智深谷)
出雲(遊学館) 9、−8、−9、5、5 顧琳婧(桜丘)
浅井(桜丘) 5、9、−6、7 出澤(大成女子)

女子シングルス準々決勝、最も注目された出澤対浅井戦は、浅井が勝利!
直近のベトナムオープンでは、出澤が勝利していたこの対戦。フォアの攻撃力も高い浅井だが、1ゲーム目からロビングを交えた守備主体のプレーに、バックの粒高カットの変化を加え、出澤を揺さぶる。出澤も台上で2バウンドするストップで得点するシーンはあったが、出澤の連続スマッシュにも浅井のカットはミスが出なかった。

「1・2ゲーム目、浅井さんはあまり攻撃してこなくて、すごくやりづらかった。私は打つのが苦手なので、そこをうまく突かれた」。試合後、言葉少なに語った出澤。優勝に懸けた強い想いが伝わってきたが、浅井の作戦勝ちという内容だった。

出雲はカットの顧にゲームオールで勝利。中国・天津出身の顧は、守備範囲の広さとフォアスマッシュを武器に対抗したが、最終ゲームは出雲がスマッシュを連発して突き放した。「もっと上に行きたかった、来年頑張ります」(顧)。

庄易対船場、岡田対川北のブロックは右シェーク裏ソフトの選手が集まった。庄易は船場との闘志と闘志のぶつかり合い、両ハンドの激しいラリー戦となったが、マッチポイントを奪われながら逆転勝ち。岡田は独特の構えのサービスで川北のミスを誘い、3ゲーム目も9−10から12−10と逆転で一気に勝負を決めた。