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全国高校選手権(インターハイ2019)

 女子学校対抗も組み合わせが発表された。
 昨年、四天王寺が女子学校対抗の連続優勝のタイ記録となる6連覇を達成。今年は新記録の7連覇への挑戦となる。昨年の優勝メンバーの多くが卒業したものの、菅澤柚花里と中森帆南という大型新人が入学。7連覇のチャンスは十分にある。
 四天王寺は初戦となる2回戦で、いきなり関東大会2位の正智深谷と対戦する組み合わせ。正智には左腕エースの桑原穂実がおり、桑原と川北帆香のダブルスも強い。四天王寺にとっては試練の初戦だ。その後は順当に勝ち上がれば、準々決勝で希望が丘(福岡)、準決勝で昨年3位の明徳義塾(高知)と当たる組み合わせ。キャプテン稲吉美沙がチームを引っ張る希望が丘、ベンチと観客席の大応援で会場のムードを変える明徳義塾、四天王寺との対戦が実現すれば好ゲームが予想される。

 四天王寺の有力な対抗馬は昨年2位の遊学館だ。四天王寺とは決勝まで当たらないが、3年生の出雲美空と2年生の相馬夢乃は昨年度のダブルスチャンピオンであり、単複に活躍するだろう。遊学館は準決勝で桜丘と当たる組み合わせ。桜丘は昨年の女子学校対抗3位、愛み大瑞穂を愛知県予選で破って勝ち上がっており、異質攻守の浅井一恵を軸にメンバーも揃っている。今大会の台風の目になるとしたら、このチームだ。