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速報・現地リポート

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世界ジュニア選手権大会

 タイ・コラートの中心地にあるショッピングモール『ターミナル21』で開催されている今回の世界ジュニア。大会初日の夜、現地に到着した後にホテルから歩いて会場を訪れ、閑散としたショッピングモールの隅に会場を発見した。バンコクからの移動が長時間だったこともあり、「なんでこんなところでやらせるのか?」と正直憤った……のですが。

 昨日、大会の運営全般を取り仕切っているタイ卓球協会のサクル・アリヤチョティマ副事務局長に、ショッピングモールが大会会場になった理由について聞いてみた。

「確かにスポーツのスタジアムでやればスポーツファンが来ますが、ここはショッピングモールだから、普通の人が食事をしに来たり、ショッピングに来る。これはジュニアの大会だし、みんなに来てほしいから入場は無料にしました。
 タイ卓球協会としては、もっと卓球のファンを増やしていきたい。大会が始まる3週間前から、学校に卓球台やボールを寄贈してイベントをやったり、この会場でも子どもたちを招待して卓球のイベントをやりました。コラートで開催されることになったのは、ここはスポーツが盛んな街だし、会場の照明や音響の設備も良かったからです」(サクルさん)

 タイで卓球を普及させ、人気を高めていくために、タイ卓球協会としても様々な取り組みを行っている。今日も朝から会場には、たくさんの小中学生が招待され、ラケットやボールがそれぞれの学校へ寄贈された。真剣に卓球を見ている子は……、多くはないけれど、スーパープレーに盛り上がったり、選手たちとふれ合ったことは良い思い出になるだろう。老夫婦がふらりと入ってきて、ニコニコしながら試合を見ていたりもする。

 タイの卓球の人気は、現在のところ「ミドルクラス」とのこと。一番の人気スポーツはサッカーで、バレーボールがそれに続く。しかし、「人気は高まっていますよ」とサクルさん。今年行われたITTFチャレンジ・タイオープンも、バンコクのショッピングモール『ファッション・アイランド』で行われており、タイでの卓球の普及にひと役買えるのなら、こんな一風変わった会場での開催もアリ。大会初日の憤慨、ちょっと了見が狭かったようです……。