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世界ジュニア選手権大会

●女子シングルス準決勝
長崎 −10、1、11、6、−7、7 呉洋晨(中国)
小塩 6、8、9、−8、8 キム・ウンソン(北朝鮮)

快挙!!
女子シングルス準決勝で長崎美柚と小塩遥菜が勝利し、日本勢同士の決勝が実現。どちらが勝っても日本女子初の世界ジュニアチャンピオンだ!

 長崎は「中国最後の砦」呉洋晨を陥落させた。この試合、両ハンドドライブを全力でフルスイングした場面は皆無。レシーブは確実にストップ、そして3球目は裏面打法が堅い呉洋晨のフォアを中心に、徹底してループドライブで返球した。右ペンドライブ型の呉洋晨は、パワフルなフォアドライブ主戦というよりも、相手に攻めさせて両ハンドでカウンターを狙うタイプ。この長崎の「ループ作戦」にミスが続き、完全にリズムをくるわされた。

 ベンチに入った劉楽コーチが、長崎にひと言「勝ち方いっぱいあるよ、攻めるだけじゃない」。自らの特長を発揮するより、徹底して勝利にこだわった戦術が勝利を呼び込んだ。

 そして小塩は、9月のアジアジュニア団体準決勝で3−2で勝利していたキム・ウンソンとのカット対決を制した。1ゲーム目のラブオールの1本目が終わった時、隣の長崎と呉洋晨の試合は3−1になっていたほどの粘り合い。バックカットの変化と攻撃力にまさる小塩にとって、促進ルールのほうが確実に有利だった。4ゲーム目からスマッシュがミスになるケースが多く、5ゲーム目も3−7まで離されたが、ここから驚異の8点連取。
 
 勝利の瞬間をアップで撮影していたのだが、浮かない顔なのでミスをしたのかと思ったら、スタスタと相手のもとへ握手に寄っていく。勝利は予想の範囲内だったのか、クールに決勝進出を決めた。