●男子シングルス準々決勝
吉田雅己(FPC) 3、8、9、−6、−7、7 神巧也(T.T彩たま)
吉田は出足からミスのない攻撃で先手攻撃とカウンター攻撃を決めていく。
3−0となったが、そこから神が徐々に攻め返し、11−6で4ゲーム目を取り返す。神の凡ミスが少なくなり、5ゲーム目を神が連取。こうなると、完全に神のペースだ。6ゲーム目も神がリードするも、6−6と並ぶ。7−7から吉田が4本連取して、11−7で吉田が勝利を収め、準決勝進出を決めた。
神に試合の流れが行きかけたが、7−7からバック対バックからの吉田の攻撃が、流れを自分に引き要せた。
ベスト4を決めた吉田のコメント
「相手のことを考えてプレーしていたけど、今回は自分のプレーをすれば結果はついてくると思ってプレーしている。今回は久しぶりにケガもなく体調も良く、良いコンディションで全日本に臨めた。今年でもう26歳、ベスト4では何も残らないので、優勝しか狙っていない」
敗れた神のコメント
「相手の状態が良くて、頭ではわかっていたのに戦術転換が思い切って出来なかった。
ベスト8は自分の中で納得いかない。世界選手権の代表を逃してしまい悔しいし、絶望です」