スマホ版に
戻る

速報・現地リポート

トップニュース速報・現地リポート

全日本卓球選手権大会

 先にゲームの主導権を奪った橋本だったが、熟練された石川の試合運びで、4−1で石川が決勝進出を決めた。
「最初から苦しい試合だった。何とか振り切ることができた。久しぶりの決勝を楽しみたいですね。思い切ってやります」と試合後に石川は笑顔で語った。

 敗れた橋本はさばさばとした表情でコメントした。
「最後のゲームまで自分のプレーが通用していたし、自分がやろうとしたことで点を取れていた。最後のゲームは自分が誘われて、自分のほうが打ち急いでミスしてしまった。経験の差が出てしまった。1本ずつ丁寧にやらなければいけないことを急いでしまった。
 ベスト4は2回目、前回のベスト4の時にはプレッシャーがなく、知らない間にベスト4に入っていた感覚だった。今回は一戦一戦、負けたことのある選手だったり、負けてもおかしくない相手に勝ってここまで来たので自信になった。
  • 橋本、確かな成長を証明する3位入賞