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速報・現地リポート

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全日本卓球選手権大会

●ジュニア男子1回戦
勝又優哉(浜松修学舎高) 9、5、9 阿部鴻憲(錦桜紅羅舞)

 今大会、ジュニア男子には松島輝空(木下グループ)、吉山和希(TC中原)、阿部鴻憲(錦桜紅羅舞)、3人の小学生が出場。3人ともに小学6年生で、その中で最年少にあたるのが2007年8月1日生まれの阿部だ(松島:2007年4月29日生まれ、吉山:2007年7月4日生まれ)。
 宮城県の北部、登米市にある錦桜紅羅舞でプレーする阿部。小学1年で卓球を始めてから5年で全日本の舞台に立った。ちなみに錦桜紅羅舞というチーム名は北上川にかかる「錦桜橋」に由来する。「予選は最初は抜けられると思っていなかった」と語った初の全日本は緊張感の中でのプレーとなったが、動き回ってフォアでアグレッシブに攻めて高校生相手に善戦。ストレートで敗れたが、堂々の戦いぶりだった。
 敗れたばかりだったが、「緊張感がすごかったし、強い人ばかりの中でプレーできて良い経験になりました。来年も全日本に出て、今回よりも良いプレーをして、成績を残せるようにしたい」(阿部)とミックスゾーンでは凛々しく、そして落ち着いた話しぶりで今後の目標を語ってくれた。憧れの選手は?と聞くと、同じ宮城出身の張本智和(木下グループ)の名前をあげた阿部。大先輩と同じように、みちのくを背負って立つ選手に育ってほしい。
  • 足を使ったフォアドライブ連打を見せた

  • ベンチでの凛々しい一枚