スマホ版に
戻る

速報・現地リポート

トップニュース速報・現地リポート

全日本卓球選手権大会

●ジュニア男子決勝
吉山僚一(愛工大名電中) -8、11、5、7 松島輝空(木下グループ)

ジュニア男子優勝は吉山僚一、高校生不在のジュニア男女は、中学3年生のふたりが新チャンピオン!

「1ゲーム目は相手が予想以上に思い切って攻めてきてビックリしたけど、2ゲーム目からは攻められてもカウンターなどで対応することができた。3ゲーム目で『これはいけるんじゃないか』という手応えはあった」。試合後にそう語った吉山。1ゲーム目を取られた後の2ゲーム目、10−11でゲームポイントを握られてから11−11と追いついたところでタイムアウト。このゲームを13−11で奪ったのが非常に大きかった。

吉山は中盤から、松島のフォア前へ、回転を利用できないナックルサービスを集めてペースを握った。チャンスボールは積極的に、回転量の多い両ハンドドライブを松島のフォアへ打ち込んだ。体格差を生かした攻めだった。

松島も1ゲーム目を先取した時は、「小学生チャンピオン誕生か!?」と感じさせる雰囲気が会場に漂った。間隔の短い準々決勝からの3試合を戦い抜き、最後まで吉山に食い下がったが、初優勝は来年に持ち越された。今大会で見せた強さは衝撃的だったが、来年の全日本では一体どこまで強くなっているのだろう??
  • 3歳年下の松島にも、気迫を全面に出してぶつかった吉山

  • ベンチで悔しそうな表情を浮かべた

  • 「ずっと優勝することだけ考えていたので、めちゃくちゃうれしい」(吉山)

  • 松島、敗れるも小6で準優勝は誇れる成績だ