スマホ版に
戻る

速報・現地リポート

トップニュース速報・現地リポート

全日本卓球選手権大会

●女子シングルス4回戦
石川佳純(全農)  9、4、2、5  森薗美咲(TOP名古屋)

今大会はダブルスの出場はなく、シングルス1本に絞った石川。五輪代表も決まって、リラックスしながらも挑戦的なプレーを交えて、初戦の相手、森薗にストレート勝ちした。この二人の対戦は、5年前のシングルス決勝の組み合わせ。同級生でもあり、スーパーシードの石川の初戦は何か因縁めいた試合だった。

★石川の試合後のコメント
「出足は緊張したけど、3ゲーム目くらいからリラックスして良いプレーができました。今回は異質の選手と当たることが多いと思うので、サーブとかも厳しくだしていきたい。優勝が目標なので、優勝に向けて1戦1戦頑張ります。
初戦の相手はとても強い選手なので、やりにくいというか、不安はありましたが、出足何とか取れたので、その後も良い流れでやれた。今日はサーブがあまり良くなかったけど、レシーブが良かったので良い試合ができた。
シングルス1本だけというのは超久しぶりですね。朝、ゆっくりで、それが不思議な気分です」

★森薗の試合後のコメント
「とにかく佳純ちゃんのところまで行って試合がしたいと、それが今大会の目標でもあった。昨日の試合も苦しかったんですけど、佳純ちゃんとやりたいという気持ちがまさって勝つことができた。今日はとにかく良い試合がしたいと思っていました。
 私は同級生の立場で、佳純ちゃんは五輪の代表選考をずっと戦ってきて、苦しい思いをしているだけあってボールの重みも他の選手と違うなと。肌で感じました。バックももともと上手でしたけど、後ろに下がっても振ってくるから、それに対してこちらも対応しきれなかった」