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全日本卓球選手権大会

 激しくも素晴らしい打撃戦で大阪の会場を熱くさせた準決勝の張本対戸上。ゲームカウント1−3という劣勢から張本が執念を見せた。「1−3になっても焦りはなかった。平常心で戦おうと思ってました」と試合後の張本は冷静にテレビインタビューに答えていた。

「去年と同じ展開で、また負けるのかなと思った。耐えて耐えて戦った。内容は相手のほうが上でした。でも、ここでは負けられないと強い気持ちを持っていた。相手の両ハンドのドライブはすごかった。相手より1本でも多く返すことを心がけた。試合が終わって、本当に良い内容だったので、『ありがとう』という思いになりました」と死闘を振り返った張本。
 「決勝はこの試合より難しい試合になると想定して臨みます」と笑顔を見せずに、厳しい表情で締めた。
  • 死闘を終え、戸上に感謝の意を表した張本