★★★ 2009中国卓球クラブ超級リーグ 男子第3節 5.30 ★★★
[上海明園-金海洋集団 3-0 八一工商銀行]
○許シン 4、-7、7、-4、5 李陟
○王励勤 7、7、-3、8 王皓
○王励勤/高礼澤 6、6、-5、8 楊暁夫/徐克
[浙商銀行 3-1 四川全興]
○馬琳 8、9、10 邱貽可
○朱世赫 -9、5、8、-7、9 ハオ帥
馬琳/張超 10、-8、-7、-11 ハオ帥/王建軍○
○朱世赫 -1、9、-5、10、7 邱貽可
[寧波北侖海天 3-1 山東魯能中超電纜]
○馬龍 6、14、6 方博
唐鵬 -8、-7、-7 張継科○
○呉ハオ/崔慶磊 5、9、9 柳洋/朱舟
○馬龍 7、-10、9、-7、4 張継科
[江蘇英太青・南体 3-0 海寧皮革城鵬翔]
○林晨 7、7、-10、8 侯英超
○陳杞 5、9、7 李平
○林晨/朱江 -5、-11、2、8、11 李平/宋時超
[錦州銀行 3-1 覇州海潤]
○雷振華 -9、5、6、11 閻安
○徐輝 5、-10、5、7 ガオ・ニン
徐輝/ジャイ一鳴 -11、-6、2、-7 閻安/尚坤○
○雷振華 9、8、3 ガオ・ニン
09超級男子第3節の結果は上記のとおりとなった。
上海明園-金海洋集団と八一工商銀行の対戦は、エース王励勤が王皓を下した上海明園-金海洋集団に軍配。王皓が4-0で勝利した横浜大会決勝を含め、ここ数年は対戦成績でも王皓が圧倒していただけに意外な結果。敗れた王皓は「最近はちょっと試合が多すぎる。僕もマシンじゃないからね…。古傷の右肘にも少し影響があって、あまり良いプレーができていない」とコメント。確かに王皓は横浜大会から帰国後、休む間もなく全中国運動会予選、アジアカップ、超級リーグと連戦を続けてきた。超級リーグは移動距離が長いため、疲労の蓄積に拍車がかかるのだろう。
6月3~7日に行われるフォルクスワーゲン中国オープンには、王皓と張怡寧は欠場することが決定。また、6月8~9日に上海で行われる「中国vs.世界選抜」でも、王皓は馬琳とともに欠場。王励勤と許シンの代替出場が決まっている。
寧波北侖海天は、馬龍が同世代のライバル・張継科との競り合いを制して3連勝。馬龍は今シーズンも4勝0敗と順調に勝ち星を伸ばしている。劉国棟監督も「馬龍は昨シーズンよりもプレーヤーとして成熟しているし、ダブルスを組んだ若手ふたりのプレーも良かった。チームの状態は非常に良い」とご満悦。第5節からはドイツ・ブンデスリーガのオクセンハオゼンで活躍した荘智淵(チャイニーズタイペイ)がチームに加入。呉尚垠(韓国)が負傷で欠場した昨シーズン準決勝の反省から、「外援(助っ人外国人)」もツートップで優勝を狙う構えだ。
その他の試合では、浙商銀行の朱世赫(韓国)が四川全興のハオ帥と邱貽可を下し、2連勝で上々のデビュー。四川全興はエース・ハオ帥の不調が響いて3連敗となり、プレーオフ進出にも暗雲が立ちこめている。海寧皮革城鵬翔、覇州海潤も3連敗。早く初勝利を挙げたいところだ。超級リーグは中国オープン開催のため、第4節は6月10日(水)に行われる。
Photo上:ちょっとお疲れの王皓。絶対的エースとしてのプレッシャーも大きいだろう
Photo下:シングルスでの2得点で、ダブルスが敗れたチームを救った朱世赫。今、対中国選手では最も強い男か