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欧州リポート

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 昨週末にヨーロッパチャンピオンズリーグ準々決勝第2戦が開催され、水谷隼(beacon.LAB)、吉田海偉(Global Athlete Project)が出場。試合の結果は下記の通り。

【2015/2016 ECL準々決勝第2戦】
<オレンブルク 3–2 UMMC>
○オフチャロフ 棄権 ※
 サムソノフ 8、7、-5、-9、-10 シバエフ○
 スミルノフ -3、12、-8、-14 水谷○
○オフチャロフ 6、9、6 シバエフ
○サムソノフ 棄権 ※
※UMMCは水谷、シバエフの2名のみのため、1、5番は棄権
★2戦合計の結果、オレンブルクが準決勝進出

<グルジョンツ 3–2 ザールブリュッケン>
 吉田 8、-10、-6、9 アポローニャ○
 ツムデンコ -7、-8、-9 トキッチ○
○ワン・ヤン 2、8、-8、-11、9 マテネ
○吉田 4、8、キケン トキッチ
○ツムデンコ キケン アポローニャ
※4番で準々勝敗退が確定したためザールブリュッケンは途中棄権
★2戦合計の結果、グルジョンツが準決勝進出

<シャルトル 3–2 エースローブ>
○ガオ・ニン 6、-11、6、6 スベンソン
 イェレル -7、6、-8、-9 徐輝○
○ガルドス 7、-9、-8、7、9 オーベルホー
 ガオ・ニン -10、4、-7、8、-8 徐輝○
○イェレル 5、7、-5、7 スベンソン
★2戦合計の結果、エースローブが準決勝進出

<ポントワーズ 3–1 ボルシア・デュッセルドルフ>
○フレイタス 7、6、8 ギオニス
○王建軍 10、-2、10、-10、7 ボル
 K.カールソン -5、11、3、-11、-9 アチャンタ○
○王建軍 7、6、6 ギオニス
★2戦合計の結果、ポントワーズが準決勝進出


 体調不良ながら、オレンブルク(ロシア)との試合に出場した水谷はスミルノフ相手に勝利をあげたが、人数不足もありチームは準々決勝敗退。一方、吉田の所属するグルジョンツ(ポーランド)は第1戦につづき、強豪のザールブリュッケン(ドイツ)を下して準決勝進出を決めた。また、スウェーデンのエースローブも第1戦に引き続き徐輝が2得点をあげる活躍を見せて、2戦合計の結果、準決勝進出を決めた。グルジョンツとエースローブの準決勝進出はヨーロッパ卓球連盟のホームページでも「歴史的勝利」と報じられている。昨シーズンのフランス王者・ポントワーズと、ドイツ王者・デュッセルドルフの好カードはポントワーズが2連勝で準決勝へ進出。ドイツ・ブンデスリーガ勢は準々決勝で全チームが姿を消した。
 準決勝の対戦カードは昨シーズンのECL王者・オレンブルクと、2年前のECL王者・ポントワーズの対戦。そしてもうひとカードはグルジョンツ対エースローブの「伏兵」対決となっている。