昨週末に開催されたヨーロッパチャンピオンズリーグ・グループリーグ第2戦に水谷隼(木下グループ)と吉村真晴(名古屋ダイハツ)が出場。試合の結果は下記のとおり。
【2017/2018 ヨーロッパチャンピオンズリーグ】
グループA
<オレンブルク(ロシア) 3-0 ポントワーズ(フランス)>
○オフチャロフ 10、-9、5、8 フレイタス
○水谷 5、10、9 ストヤノフ
○サムソノフ 7、10、-13、9 アックズ
グループB
<UMMC(ロシア) 1-3 ザールブリュッケン(ドイツ)>
ガチーナ -8、-7、-6 フランチスカ○
シバエフ -11、-2、-7 アポロニア○
○吉村 3、12、10 トキッチ
シバエフ -7、-7、-9 フランチスカ○
水谷所属のオレンブルクは第1戦に続き、第2戦もストレートで勝利。オフチャロフ(ドイツ)、水谷のツートップに、3番でサムソノフ(ベラルーシ)がきっちりポイントを挙げる布陣で連覇に向けて好スタートを切っている。吉村の所属するUMMCはザールブリュッケンと対戦したが、吉村の1点のみにとどまり敗戦で連勝ならず。これでグループリーグ1勝1敗となった。
ヨーロッパ各国からクラブが出場しているが、選手の顔ぶれも多様。水谷、吉田雅己(協和発酵キリン)と同じグループAに入ったポルトガルのスポルティングにはアルナ(ナイジェリア)とモンテイロ(ポルトガル)。第1戦では過去2度の優勝を誇る強豪・ポントワーズ(フランス)と対戦し、今季から加入したモンテイロ(ポルトガル)がナショナルチームの同僚・フレイタスを破るなど2勝の活躍で、ポルトガルのクラブでは初となるヨーロッパチャンピオンズリーグでの勝利をあげた。昨週末の第2戦でもポーランドのボゴリアに勝利し、現在2勝0敗。次戦ではオレンブルクと対戦する。
また、松平健太(木下グループ)所属のジャルドヴォと同グループのロスキレ(デンマーク)は2016年に引退した2005年世界選手権3位のメイス(デンマーク)が電撃復帰。現在、T2リーグで監督を努めていることもあり、練習は試合前の3日間のみだったらしいがおよそ1年半ぶりの復帰戦となったジャルドヴォ戦では1勝。さすがに動きのキレは落ちているが、相変わらずのセンスフルなプレーで松平にもフルゲームまで迫り、チームの勝利に貢献した。度重なる故障での引退だったが、休養期間を挟んだこともあってか、本人曰く「体調は問題ない」とのこと。下馬評は高くないロスキレだが、メイスの復帰で番狂わせを起こせるか。
グループリーグ第3戦は11月下旬に行われる。