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欧州リポート

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 9月6日にドイツ・ブンデスリーガは2020/2021シーズンが開幕。昨シーズンのプレーオフ決勝を争ったザールブリュッケンとオクセンハウゼンの注目カードは、ザールブリュッケンの選手1名が新型コロナウイルスに感染したことにより9月20日に延期となったが、他5試合は予定どおりに行われた。地域によって入場者数の上限に差があるものの、有観客で試合が行われた。

【2020/2021 ドイツ・ブンデスリーガ第1節】
〈ケーニヒスホーフェン 3-0 フルダ・マーバーツェル〉
○シュテガー -8、-8、6、5、6 フィルス
○オルト -3、8、7、9 アルナ
○ゼリコ 13、1、-10、9 ムン・ファンボー

〈ボルシア・デュッセルドルフ 3-1 グレンツァオ〉
○シェルベリ 4、-12、7、5 R.デヴォス
 ハイスター 10、-5、-9、-3 スゴウロポウロス○
○ワルサー -9、6、10、6 プレテア
○シェルベリ 6、4、11 スゴウロポウロス

〈グリュンヴェッターズバッハ 3-1 ミュールハウゼン〉
 コズル 9、-7、-4、-5 Da.ハベソーン○
○王熹 -9、8、-5、12、9 イオネスク
○チウ・ダン 9、-7、6、-5、8 メンゲル
○王熹 3、3、10 Da.ハベソーン

〈ベルクノシュタッド 3-0 ブレーメン〉
○ドゥダ 8、5、1 アギーレ
○ロブレス 6、-9、-5、6、6 ファルク
○フェガール 5、-2、6、8 ゲラシメンコ

〈ノイ・ウルム 3-1 バート・ホンブルク〉
 シドレンコ 5、-7、5、-6、-4 ツボイ○
○アポロニア -8、12、7、10 カツマン
○ルベッソン 5、-6、5、6 シポシュ
○アポロニア 9、8、9 ツボイ

 王座奪還を目指すボルシア・デュッセルドルフはボル(ドイツ)が背中の痛み、K.カールソン(スウェーデン)が左肘の手術明けということで欠場。開幕戦からコーチのハイスター(オランダ)が出場する苦しいスタートとなったが、シェルベリ(スウェーデン)が2得点の活躍で勝利。シェルベリは新型コロナウイルス感染症による中断期間が明けて以降、デュッセルドルフ・マスターズ、スウェーデン・ツアーと試合を重ねており、好調ぶりをアピールした。
 今シーズンから1部に昇格したバート・ホンブルクはノイ・ウルムに敗れて黒星スタート。バート・ホンブルクは1番でツボイ(ブラジル)が昨シーズン所属した古巣から先制点を奪ったが、その後が続かず。ツボイ以外は第1節に出場したカツマン(ロシア)、シポシュ(ルーマニア)はじめ、20歳前後のメンバー構成のバート・ホンブルクだが、どこまで勝利をあげられるか。ノイ・ウルムは主軸のアポロニア(ポルトガル)が2得点、新加入のルベッソン(フランス)もブンデスリーガ初勝利をあげて白星発進。期待のシドレンコ(ロシア)も敗れはしたが、惜しい試合を展開し、ブンデスリーガ参戦2シーズン目の躍進に期待が持てる内容だった。
 ポルトガル・スポルティングからフルダ・マーバーツェルに加入したアルナ(ナイジェリア)はオルト(ドイツ)に金星を献上し、チームもストレート負け。昨シーズンは4位でプレーオフに進んだブレーメンもファルク(スウェーデン)がロブレス(スペイン)に競り負けるなど0-3の完敗を喫した。各チームとも第2節は9月27日に開催が予定されている。
  • シェルベリが苦しい開幕戦となったボルシア・デュッセルドルフを救う(写真は2019年世界選手権)

  • ノイ・ウルムはアポロニアが2得点で白星スタート(写真は2019年ヨーロッパ競技大会)