スマホ版に
戻る

欧州リポート

トップニュース欧州リポート
 オランダ代表として長く活躍してきたケーンが、今月4~12日まで行われるヨーロッパ選手権を最後に国際舞台から退くと発表した。

 ケーンは1989年世界選手権ドルトムント大会で代表デビュー。以来、2007年ザグレブ大会まで、通算12回の世界選手権出場。五輪も、96年アトランタ五輪、2000年シドニー五輪、04年アテネ五輪と、3回出場を果たしている。大きな個人タイトルはなく、プロツアーでの優勝も1999年イングランドオープンでダブルスのみだが、オランダの顔として長く世界で活躍、記憶に残る選手だ。
 また、現在はドイツ・ブンデスリーガ1部のブレーメンに所属。日本の岸川のチームメイトとしてもおなじみだ。

 今後は、オランダアスリート委員会、オランダオリンピック委員会の一員として選手をサポートする側にまわる。完全に卓球を引退するわけではないが、ブンデスリーガ参戦も今季限りの予定だ。

 ケーンが現役最後の大舞台に選んだヨーロッパ選手権では、シングルスとダブルスに出場。ダブルスでは03年世界チャンピオンのシュラガー(オーストリア)とコンビを組む。