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欧州リポート

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 1月17日に終了したスペイン選手権、男子シングルスはカルロス・マチャド、女子シングルスは朱芳(ジュ・ファン)が優勝した。
 男子シングルス優勝のマチャドは、右シェークドライブ型で、世界ランキングは84位。1999年から世界選手権に出場している30歳のベテランプレーヤーだ。今シーズンはカハスール・プリエゴ(スペイン)のメンバーとしてヨーロッパチャンピオンズリーグでもプレー、チームは予選リーグで敗退したが、マチャドは呉尚垠(韓国)、蒋澎龍(チャイニーズタイペイ)らを破る大活躍を見せた。今大会の決勝では、スペイン男子チームの後輩であるデュラン(世界ランキング214位)を0-3からの逆転で破り、優勝を決めた。

 女子シングルスで優勝した朱芳は、中国・北京市出身の帰化選手。日本の香川西高に留学し、93年インターハイの女子シングルスで優勝したことをご記憶の方もいるかもしれない。95年世界選手権には中国代表として出場してベスト16、その後スペインに渡り、33歳になった現在もプレーを続けている。バック表ソフトのシェーク異質速攻で、決勝では若手のラミレスを4-2で下した。ダブルスでも、ともに北京五輪団体戦に出場したドボラクと組んで優勝している。

下写真は08年北京五輪でプレーする朱芳