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欧州リポート

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 7月15日、ロシアのカザンで開幕したヨーロッパユース選手権は、男女ジュニア・カデット団体の4種目が終了した。結果は以下のとおり。

★2011年ヨーロッパユース選手権 7.15~24/ロシア・カザン

●男子ジュニア団体決勝
 [フランス 3-0 ロシア]
○ゴーズィ 7、11、8 シャミン
○Q.ロビノ 7、3、8 クイモフ
○ロレンツ 5、2、-8、1 ジェルベンコフ

●女子ジュニア団体決勝
 [ロシア 3-1 ルーマニア]
○ロシヒナ -12、10、11、-5、11 スッチ
○ノスコワ -1、9、7、-6、11 チオバヌ
 ブラズコ -7、-7、10、-12 イストラテ
○ノスコワ 6、-9、7、-8、9 スッチ

●男子カデット団体決勝 ドイツ 3-2 チェコ
●女子カデット団体決勝 ロシア 3-2 ドイツ

 男子ジュニア団体はフランスが決勝で地元ロシアに完勝し、下馬評どおりの優勝。フランスの黄金世代として、次代のヨーロッパを担う存在になりつつある。女子ジュニア団体決勝は、ルーマニアの絶対的エース・スッチがまさかの2失点。世界選手権ロッテルダム大会では馮天薇(シンガポール)と好ゲームを展開したスッチだが、まだ好不調の波が激しいようだ。女子は地元ロシアが団体2種目を制した。

 現在進行中の男子ジュニアシングルスでは、Q(Quentin).ロビノ(フランス)が第1シード。ちなみに弟のA(Alexander).ロビノは日本で武者修行中。昨年のユース五輪4位のラカトシュ(ハンガリー)、チピン(クロアチア)、フロール(フランス)らが優勝候補になる。女子ジュニアシングルスの第1シードはマダラシュ(ハンガリー)、第2シードはスッチ(ルーマニア)。昨年度優勝のエールランド(オランダ)は2連覇を狙っている。

Photo:ユース五輪銅メダリストのシモン・ゴーズィ(フランス)。フランスをジュニア男子団体優勝に導いた