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欧州リポート

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●男子ブンデスリーガ第7節/11月18日
 ボルシア・デュッセルドルフ 3−0 フリッケンハウゼン

○バウム −6、−4、9、8、5 丹羽
○ボル 5、2、6 ワン・ヤン
○ズース 6、9、9 メンゲル

 2012-2013ドイツ・ブンデスリーガ男子1部の第7節、丹羽孝希(青森山田高)の所属するフリッケンハウゼンは、ホームでボルを擁するボルシア・デュッセルドルフとの大一番。会場には1300人あまりの観客が詰めかけた。

 丹羽は10・11年ヨーロッパ選手権2位のバウムに対し、フォア強打を連発して快調に2ゲームを先取。バウムに1ゲームを返された4ゲーム目も、7−3とリードして勝利まであと一歩だったが、ここから痛い逆転負けを喫した。2番に出場したチョッパー、ワン・ヤンもカットに強いボルにはノーチャンス。3番ではドイツ男子チームの若手メンゲルが、先輩のズースに貫禄の差を見せられ、フリッケンハウゼンは0−3で完封負け。

  デュッセルドルフはこの一戦の前々日にポーランドで男子ECL(ヨーロッパチャンピオンズリーグ)の予選リーグを戦うという強行軍だったが、ボル、バウム、ズースというベストメンバーで臨み、フリッケンハウゼンの希望を打ち砕いた。フリッケンハウゼンのヴォールハウプター・ヘルマン会長は、「トップで丹羽がバウムに勝利していれば、結果は違うものになっていたかもしれない」とコメントしている。

 これで丹羽自身の個人成績、チームの総合成績ともに4勝2敗。フリッケンハウゼンは全9チーム中3位につけている。来週の11月25日に行われる、現在4位のオクセンハオゼン戦も重要な戦いだ。柳承敏(韓国)、アポローニャ(ポルトガル)、スカチコフ(ロシア)を擁するこの強豪に対し、フリッケンハウゼンはドイツカップの予選で勝利しているが、果たして今回はどのような結果になるのか。