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欧州リポート

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 1月6日、ETTU(ヨーロッパ卓球連合)は公式HPにおいて、ドイツ男子ジュニアチームのゲオルグ・イムホフ(George Imhof)監督が逝去していたことを伝えた。享年45。
 イムホフ氏が急死したのは昨年12月29日。亡くなる数時間前までサッカーをするなど元気な様子だったが、救急車が到着した時にはすでに死亡していたという。事件性は認められず、病死とみられている。

 イムホフ氏はこれまでにパトリック・フランチスカ(2010年ヨーロッパユース選手権ジュニア優勝)やフィリップ・フロリッツ(2009年ヨーロッパユース選手権ジュニア準優勝)らを指導し、昨年12月9〜16日にインドで行われた世界ジュニア選手権にも元気な姿を見せていた。
 「あまりに早すぎる、そして予期せざるゲオルグの死は、彼の仲間である我々や友人たちの間に、大きな喪失感を残している」ドイツ卓球協会のスポーツ・ディレクターであるダーク・シメルフェニング氏は、イムホフ氏の死に大きな衝撃を受けている。

 ヨーロッパ卓球界の復活の担い手になるはずであった、ひとりの有望な若き指導者の死に、深い哀悼の意を表したい。